◎外傷による処置
お子さんが転んで顔や歯をぶつけてしまい歯が欠けたり、歯が抜けたり、歯の色が変わってしまったり、唇が切れてしまうなどのトラブルが多くみられます。
焦らずに抜けた歯やかけた歯を、保存液につけてなるべく早く歯科医院を受診してください。
焦らずに抜けた歯やかけた歯を、保存液につけてなるべく早く歯科医院を受診してください。
◎粘膜手術
1.粘液嚢胞 (ねんえきのうほう)
下唇や舌によくみられ、小唾液腺という唾液(粘液)を作る器官を噛んだり、食べ物などで傷つけたりすると唾液(粘液)がうまく出て行かず、舌が腫れてくることがあります。
治療方法としては、腫脤消退を繰り返す傾向にあり基本経過観察ですが、日常生活に問題が出てくるようであれば、局所麻酔にて摘出することを検討します。
治療方法としては、腫脤消退を繰り返す傾向にあり基本経過観察ですが、日常生活に問題が出てくるようであれば、局所麻酔にて摘出することを検討します。
2.上唇小帯 (じょうしんしょうたい)
上唇と歯肉をつないでいる筋を上唇小帯と呼びますが、主に上の前歯の間が大きく離れている場合などに切除を検討します。
3.舌小帯 (ぜつしょうたい)
舌のうらの真ん中にスジがあり、舌小帯と呼ばれています。この舌小帯の付着が大きいと舌の動きが制限され、発音などに影響が出るなどの問題が発生した場合、小帯を伸ばす手術を検討します。